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ギャンブルとしての競馬

当ブログの別の記事で、競馬のギャンブルとしての魅力だけではない、スポーツやエンターテイメントとしての魅力などもご紹介しました。そこで、本記事ではそれに対して、競馬はギャンブルとしてはどういった魅力があるのか、説明していきたいと思います 。 馬券は100円から買える 日本だとわずか何種類しか認められていない、「合法なギャンブル」である競馬。であるがゆえ、競馬の世界って一般人にとってはちょっと遠い世界に思えますよね。競馬の知識がない人から見ると、きっと、敷居が高く感じることでしょう。元々資金がある人がかけると思っている人もいるかもしれません。ですが、実際には競馬はとても敷居の低いギャンブルです。 皆さんは、馬券の最低金額を知っていますか?実は、馬券は100円から買えるんです。たまに『競馬で数百万円の配当が出た!』などと言って、映画やドラマの中で盛り上がっているのを見ますよね。これは、大金を賭けたからそういう結果が出るわけではありません。競馬は、あくまでもレースの勝敗、そして倍率によって勝利金が配当されますから、例えかけた金額が100円のみであっても、勝負の予想さえ当たれば、こういった高額の勝利金を手にする可能性があるのです。 私の友人も、試しに100円だけ馬券を買ってみて(競馬場に行ってみたかったというのが動機だそうです)10万円当てていた人がいます!!ビギナーズラックとはいえ、こういった経験をしてしまうと、はまってしまいそうですよね…。良い言い方をすれば、夢があるということです。 競馬の予想は頭を使う 機種にコントロールされているとはいえ馬という動物がレースをし、その勝ち負けにお金をかけるという、競馬の予想は、素人からすると純粋に運によって左右される世界に思えるものです。ですが、馬券を買う人は、実は買う前に入念に下調べをしたり、あれこれ理屈をつけたり、様々なデータやロジックで色々な方向から、ああでもない、こうでもないと結果を予測しようとしたり、確率論を持ち出したり…。実は、ものすごーく頭を使っているのです。競馬に勤しむことは、認知症予防に効果的なんて意見もあるほどです! 競馬は健康的に楽しめる 競馬場に行くのってリフレッシュできます。また、競馬は熱烈なファンが多く、長く続けるほど楽しい世界であることから、実は金銭感覚もシビアな人間が多いのです。これは、意外な事実ですよね。

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日本の3大競馬場

日本国内には、競馬ファン以外からするとちょっとびっくりするほど、たくさんの競馬場があります。最近の競馬場は進化してきていて、綺麗で、施設として楽しめる場所も多いです。昔はなんだか柄の悪いおじさん達が集まっている場所であったり、汚いのかなぁとか、あまりいいイメージのなかった「競馬場」ですが、昨今では綺麗になり、ファミリーやカップルでさえも、足を運びやすくなっています。 馬ってかっこいいいし、美しい動物ですし、競馬場へ出かけて生で走っている姿を見るのも非日常で楽しいものです。また、芝生も綺麗で、アウトドアであることからリフレッシュもできます。もちろん、勝負の予想をして楽しんでもいいですし、最近では施設内のグルメも充実していたり、馬を見なくても1日中遊べるほど!というわけで、いまや競馬場は、休日の過ごし方がマンネリ化している方には特に、自信を持っておすすめできるお出かけスポットなのです。 当記事ではそんな日本の競馬場の中でも人気を誇る3箇所の施設をご紹介します。 東京競馬場 まずは、一番有名な「東京競馬場」。日本を代表する競馬場です。競馬ファンならずとも名前は耳にしたことがあるでしょう。規模もかなり大きく、収容人数はなんと22万人を誇ります。東京競馬場は、実は、世界中のスポーツ施設の中でも2位となるほどの規模の施設なのです!東京競馬場は国内レースの主要な開催会場であり、G1日本ダービーやオークス、天皇賞にジャパンカップなどのレースが開催されます。『だんだら坂』と呼ばれる起伏がユニークな坂が名物となっています。4大競馬場の中でも最大のコースを誇ります。 阪神競馬場 関西エリアならこちら、「阪神競馬場」のご紹介です。右回りでは日本最長の距離を持つトラックがある競馬場です。レースでいうと、朝日杯フューチュリティステークス、阪神ジュべナイルフィリーズ、桜花賞、宝塚記念等の会場に使われます。阪神競馬場のコースは、2006年に起伏に富んだ新しいコースに新調されました。ジョッキーにとっては駆け引きが必要な、ちょっと難しいコースになっており、それがレースを見応えのあるものにします。ラーメンやカレー、うどん、地元グルメなどが楽しめるレストラン、カフェ等の飲食コーナーも充実しています。 中山競馬場 次は千葉県の「中山競馬場」。その高低差はJRAのコースの中でも難関と有名です。 この中山競馬場は年末のG1有馬記念の会場になっています。有馬記念は「馬券の売り上げ世界一」のレースです。

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競馬は日本で合法なのか?

よく知られているように、日本では基本的にギャンブルつまり賭博行為は違法であり犯罪として取り締まられています。刑法で定められている「賭博罪」という犯罪にあたり、原則としてギャンブルは禁止です。 たまに、芸能人やスポーツ選手などの有名人が(また、一般人も)「闇賭博」を行い逮捕されていますよね。 一言で言いますと、大原則として、日本で賭博行為=つまりギャンブルを行うことは違法であり、取り締まり、検挙の対象とされています。賭博行為は「賭博罪」として刑法で禁止されており、違反すれば犯罪に相当し、当然逮捕されてしまうのです。ただし、例外として認められているものがあります。それが、競馬や競輪、オートレースなどといった競技です。こういったものは「公営ギャンブル」と呼ばれ、日本国内で認められた合法なギャンブルとして取り扱われています。 公営ギャンブルって何? では、なぜ、それに対して、競馬や競輪、ボートレース、パチンコなど、明らかに現金をやり取りしているギャンブル行為が公に認められているのでしょうか?これは、日本人ならば誰もが一生に一度は持つ疑問ではないでしょうか?この記事では、特に「競馬」がどうして日本では違法に当たらないのか?について、説明していきます。 競馬は『公営ギャンブル』だから合法なのです 競馬、競輪、ボートレース、オートレースが違法とされない理由…。それは、これらのギャンブルが「公営競技(こうえいきょうぎ)」「公営ギャンブル」と呼ばれるものだからです。年末ジャンボなどの宝くじ、スポーツ振興くじ「toto」もこの公営競技(こうえいきょうぎ)です。 公営競技はどうして合法なのか? 公営競技(こうえいきょうぎ)とは、民間企業ではなく、公的機関が賭博(ギャンブル)として開催するプロフェッショナルスポーツを指します。これらのギャンブルが認められているのは、収益金が公的事業に使われるためです。 日本で認められている公営競技の種類 ご存知の方も多いと思いますが、日本で合法とされている公営ギャンブルは以下の5種類になります。 <公営ギャンブル> ・競馬 ・競艇(ボートレース) ・競輪 ・オートレース ・くじ (宝くじやスポーツくじ) どれも国で認められているギャンブルであるがゆえ、TVなどでも堂々と、有名なタレントなどをメインキャラクターにしたCMが流されており、広告も見かけますよね。

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様々な競馬レースの種類

競馬ファン以外には意外な事実かもしれませんが、実は一言で「競馬」といっても、様々な種類のレースがあります。競馬レースは、その競争体制や掛け金の扱い方などの要素から、いくつかの種類に分かれており異なる名前で呼ばれています。この記事では、そんな様々な競馬レースの種類をざっくりと紹介します。 一般競走 特別競走以外のレースを総じて一般競争と呼びます。また、平場戦とも呼ばれます。 オープン競走 特に記載のない限り、「オープン競走」とはすべての馬が出走できるレースを指します。オープン馬とは収得賞金の最高のグループに属する馬です。オープン競走は、建前上は『すべての馬が出走できる』ということになっていますが、そうはいっても、実力の高い馬と低い馬が競馬をしたとしても、勝敗は歴然としており、レースが成り立ちません。よって、結局は下位の馬は参加できないよう条件づけられている場合が多いです。 グレード制レース 競馬業界では、レースに出場する馬を業界の各種事情から昭和59年度より格付けされるようになりました。生産界の指標としての重賞競走の位置づけを明確にするためとされています。以降、この、競走馬の「格」を表わす記号として「GRADE(グレード=格)」の頭文字である「G」を取り、レースをGⅠ、GⅡ、GⅢの3グループに分類するようになりました。GⅠは競馬レースのシステム上もっとも重要な位置付けの根幹競走、GⅡはGⅠに次ぐ主要な競走で、GⅠの勝ち馬も比較的容易に出走できるレース内容です。GⅠ、GⅡ以外のレースがGⅢに位置付けられます。また、障害競走の格付けはJ・GⅠ、J・GⅡ、J・GⅢとして表記される。平成19年には日本のパートⅠ昇格に伴い、平地競走については、国際格付けを持つ競走をGⅠ、GⅡ、GⅢと表記し、それ以外の競走をJpnⅠ、JpnⅡ、JpnⅢと表記するようになりました。 指定交流競走(していこうりゅうきょうそう) 指定交流競走は、地方競馬や、海外の競馬協会に所属している馬または騎手を招待して行なうレースを指します。以下の2通りのパターンがあります。野球などの交流試合と同じような位置付けになります。 地方競馬において、中央競馬(日本中央競馬会=JRA)ならびに地方競馬の他地区に所属する競走馬が参加できる交流レース。 中央競馬において、地方競馬に所属している競走馬が参加できる交流レース。指定競走と特別指定競走の2つがある。 (参照ページ:JRA)

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日本における競馬の歴史

今では日本で絶大な人気を誇る競技である競馬。実は、日本でもその歴史はけっこう古いのです。 本記事では、日本における競馬の歴史をご紹介します。 競馬の発祥地はイギリス 近代競馬の起源は16世紀まで遡ります。1540年、イギリスで、世界初の競馬場として正式な記録が残っているチェスター競馬場が建設されたのが始まりです。 その後、イギリスでは競馬は主に上流階級に愛され、広まっていきました。王侯貴族などの有力者が馬を保有し、優秀な速い馬の血統を残していき、よく知られている「サラブレッド」と呼ばれる血統種も誕生します。 日本での競馬の始まり イギリスで始まったとされる競馬は、どのように日本にも浸透していったのでしょうか? 実は、その始まりは江戸時代にまで遡るのです。黒船の襲来により、300年続いた鎖国体制が崩れた江戸時代末期、横浜にあった外国人居留地で、日本初の競馬が開かれました。 競馬は人気を博し、翌年には居留区の海岸を埋め立てて競技場を建設するまでに至ります。そして明治維新などを経て、全国へと拡大していったのです。 日本文化と馬は密接な関わりがある 競馬が日本でここまで浸透し、愛されている理由の一つとして文化的な一面もあります。もともと日本文化とは、古代から密接な馬との関り合いがあったのです。よく知られているものに、流鏑馬(鏑流馬、やぶさめ)があります。疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式のことです。京都などでも古くから盛んに行われていました。 また、武士たちが構成する古代のいわゆる「軍隊」も騎馬隊であり、移動手段も馬でした。このように、長く続いた武家時代にも、馬を大切に扱う文化があったことも、近代競馬がここまで日本に根づくことになった一因ではないでしょうか。 競馬場の歴史 上記のように、日本における近代競馬は外国人居留地で始まりました。そして、1866年に江戸幕府によって、国内に常設された競馬場としては初の根岸競馬場が建設されました。当時の幕府であった江戸幕府、そしてその後の明治政府も、賭博禁止の施策をとっていたにも関わらず、競馬は外国人が運営していることから治外法権にあたり合法とされました。このように、江戸時代当初から、現代でもそうであるように競馬は法律的にギャンブルとしても特別扱いだったのはとても興味深いことですね。

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JRA日本中央競馬会(Japan Racing Association)とはどんな組織か?

テレビCMなどでもお馴染みの『JRA』こと、日本中央競馬会(にっぽんちゅうおうけいばかい)。英語名はJapan Racing Associationであり、その頭文字をとった略称として『JRA』とも呼ばれています。日本国内で行われるあらゆる競馬レース、また、その関連事業やイベントを総括して運営している団体です。 日本人なら度々、耳にしたことのある団体名であり、なんとなく知っている存在ではあるものの、競馬ファン以外には、その実態はよく知られていないでしょう。本記事では、そんなJRA、日本中央競馬会とは一体どんな団体なのか、簡単にですがご説明していきます。  日本中央競馬会は国が運営する公的組織である 日本中央競馬会は、『競馬法(昭和23年法律第158号)により競馬を行う団体として、農林水産大臣の監督を受け[4]、日本国政府が資本金の全額を出資する特殊法人』です。 日本中央競馬会を監督する部局は、農林水産省生産局畜産競馬監督課です。つまり、日本中央競馬会(JRA)は農林水産省の外郭団体なのです。 すなわち、日本中央競馬会はれっきとした公的組織であり、競馬は「公営競技(公営ギャンブルとも言われます)」とされるのです。ギャンブルが違法とされている日本において、競馬が合法で運営されているのはこういった仕組みによるものです。 公式ホームページは競馬情報の宝庫 JRA日本中央競馬会の公式ホームページでは、各種競馬レースに関するあらゆる情報が掲載されています。出馬表、オッズ、払戻金、レース結果などの確認が行えるほか、インターネット投票も受け付けています。また、全国の競馬場、ウインズのイベント情報など中央競馬に関することを掲載しています。レーシングカレンダー等のファン向け便利機能もとても充実しています。 また、競馬用語やレースの種類の詳しい説明、また、馬券の購入方法などの初心者向けの基本情報も充実しています。とにかく情報量が多く、初級者から上級者まで、多くの競馬ファン向けに作られているサイトです。日本国内での競馬について何か知りたいことがある場合には、まずはこちらのJRA日本中央競馬会の公式ホームページを確認すれば、大体は解決することでしょう。公式ホームページにはスマートフォン版もあるので、移動中でも確認できます。

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東京競馬場ってどんな場所?

競馬好きも、そうでなくても日本人なら知らない人はいないであろう「東京競馬場」。日本国内での競馬の最高峰である「日本ダービー」「天皇賞(秋)」「ジャパンカップ」などのレースの開催会場として知られています。敷地も日本一広く、名実ともに日本一の競馬場となっています。施設内も充実しており、競馬観戦以外にも、ファミリーやカップル、女同士でも楽しめるようなおすすめスポットが実はたくさんあります。本記事ではそんな、知られざる東京競馬場の魅力に迫っていきます! スポーツ施設としては世界で二番目の規模を誇る 東京競馬場はかなり大きく、その収容人数は驚きの22万人にものぼります。東京競馬場は、実は、世界中のスポーツ施設の中でも2位となるほどの規模の施設なのです! 東京競馬場で開催される競馬のレースは? 日本を代表する競馬場である、東京競馬場。東京競馬場はG1となる日本ダービーやオークス、天皇賞にジャパンカップなどのレースが開催される、国内レースの主要な開催会場です。起伏がユニークな『だんだら坂』と呼ばれる坂が名物となっています。4大競馬場の中でも最大のコースを誇ります。 また、東京競馬場はコースも施設もきれいに整備されており、大変魅力的です。ガラス越しに地下馬道が見える、「ホースプレビュー」も楽しみの一つでしょう。 飲食施設もなんと100店舗以上もあるので、本当に楽しいエンターテイメント施設となっています。 施設内のおすすめスポット 芝生エリア 青々とした芝生が癒される芝コースは一周2000mもの長さ。この芝生エリアは、観客も自由に入れる場所も多くあります。ふかふかの芝生の上を裸足で歩いている人もたくさん見かけられるでしょう。東京で他にこんな場所は滅多にありません。場内は木もたくさん植えられており、意外にも緑豊かな空間なのです。 フジビュースタンドとメモリアルスタンド 東京競馬場の名物でもある、眺めのいい2つのスタンド。フジビュースタンドからはその名の通り、天気のいい日には富士山が綺麗に見えます。 乗馬センター 東京競馬場では、レース観戦ができるだけではありません。観客も自由に乗馬ができる乗馬センターがあります。ここでは、指導員に引かれながらですが、乗馬体験ができます。しかも無料!可愛らしいミニチュアポニーにも会える、東京競馬場に初めて来たら絶対外せないスポットです!

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競馬は統計で勝てるのか?

本ブログでは、競馬のスポーツとしての楽しみ方や競馬場の施設のエンターテイメント施設としての楽しみ方など、本来のギャンブルとしての遊び方以外の魅力も随時、伝えてきておりますです。しかしながら、競馬の本領はもちろん、ギャンブルです。そして、言わずと知れたその目的とは、勝つことです。 今回の記事では、競馬の本来の性質であり目的である「ギャンブル」面について触れます。ギャンブルである以上は当然、勝つことが目的です。ギャンブルとしての競馬は、スポーツ的要素もあることから、カジノゲームなどと比べると、ジョッキーの腕前、競争馬の身体的能力など、運以外の要素も強いといえます。それはすなわち、ある程度予想ができるギャンブルであるということです。そこで、「統計学や確率学を競馬レースの勝敗の予想に利用してみよう」という考え方があります。これは、非常に興味深い考え方だと思います。本記事では、この「統計学と競馬の予想との関係」について考察を述べてみます。 統計は競馬の予想に活用できるのか?これについては様々な意見がありますが、多少は役に立つと考えられています。 競馬予想システム「エンペラー」 「エンペラー」という、競馬予想システムがあります。AIが競馬関連のビッグデータと統計学を駆使して、レース勝敗の予想を立ててくれるというシステムです。 90倍〜200倍の配当を狙っていきます。 『東大式「確率統計」で競馬に勝つ方法 』 こちらは、内村 正毅 (著), 衣袋 宏美 (監修)の、競馬ベスト新書から出版されている本です。 東大卒「数字のプロ」が書いた異色の競馬本。例えば、オルフェーヴルが有馬記念に出たら、単勝何倍なら「お買い得」なのかがズバリわかります(確率と期待値の関係から)。また、自分だけの馬券術をつくりたい人のベースつくりにも最適のテキストブックです!(アマゾンより) こちらは、ビジネス・ツールとしての「統計・確率」を競馬という素材を通して、学ぶ、ということを目的として書かれた本です。よって、「統計を利用して競馬の予想を当てる」ということが目的ではないものの、「単勝1倍台の馬を単勝や複勝で買ってはいけないということ」等が二次的に理解できるということから、競馬ファンの中でも話題となっています。 ただ、タイトルに「競馬で勝つ方法」とあるものの前述した通り主題は実はそこではなく「統計学」のほうなので、あくまでそのつもりで読まないとがっかりしてしまうでしょう。

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日本競馬界の3大ジョッキー

競馬を楽しむ上で欠かせないのが、ジョッキー(騎手)の存在です。人気ジョッキーは書ききれないほどたくさんいますが、その中でも、各種競馬関連ランキングの中で上位3位に位置づけられる3人の騎手をご紹介します。  C.ルメール  (クリストフ・ルメール) C.ルメール  (クリストフ・ルメール)騎手は、フランス生まれの日本中央競馬会 (JRA)所属のじょっきーです。京都府京都市在住です。2018年に年間215勝を挙げ、不滅の記録と呼ばれた2005年の武豊の212勝を更新し、2020年現在も各種ランキングで一位となっている、日本一の選手です。日本人としては、日本一のジョッキーが日本人じゃなくフランス人というのは、ちょっと複雑な気持ちになりますね。でも実力が高く、日本競馬界を盛り上げてくれている、現代の日本競馬界における素晴らしいジョッキーです。C.ルメール 騎手は、元々、父親のパトリス氏がフランスの障害競馬界で名を馳せたジョッキーであったことから、幼少期から競馬は近い存在であったようです。パトリス氏の勧めは、競馬学校ではなく一般の高校に進学することでした。そういうわけで普通の高校に入学したC.ルメール 騎手ですが、休みの日や週末に厩舎を出入りし、騎乗技術を磨いたそうです。高校卒業後の1999年にフランスで騎手免許を取得し騎乗を開始。JRAの騎手試験受験に当たり(2次試験で日本語の口頭試問が行われるため)日本語の勉強が必要になり、『マッサン』を見て日本語を勉強したという逸話もなんだかキュートですね。 武豊(たけ ゆたか) 日本競馬会を語る上で外せないのが、武豊(たけ ゆたか)騎手です。武豊騎手は、日本中央競馬会 (JRA) 所属の騎手。名前を聞いたことがある人も多いでしょう。JRA全国リーディングジョッキーを18回獲得、騎手大賞を9回獲得、通算GI勝利数は地方、海外含めて100勝以上を記録等、錚々たる記録の持ち主です。その他にも、通算4000勝を超えるJRA歴代最多勝記録、および歴代最多騎乗数記録などおびただしい数のJRA記録を保持しており、「日本競馬界のレジェンド」として、業界内外から尊敬を集めています。 川田将雅  (かわだ ゆうが) 川田将雅  (かわだ ゆうが)騎手は、大井競馬の騎手であり、その後調教師に転向したの宮浦正行(南関三冠馬ハツシバオーや大井時代のイナリワンの主戦騎手)を伯父さんにもち、幼い頃から競馬の世界に触れており、英才教育も受けて来たようです。 2004年にデビューして以降、1年目は17勝、2年目は39勝、3年目は重賞初制覇を含む59勝(うち重賞3勝)と活躍を続け、関西競馬界のエースとなっています。